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2023/10/06

2023年10月6日 カメムシの解剖〜大型カメムシ2匹〜

 とりあえず、二匹のカメムシは解剖観察できそうなので、クサギカメムシと、ツヤアオカメムシの解剖を行なった。

クサギカメムシ。赤いのが、臭腺開口部付近から出てきた。ここで、臭液が合成されるのだろうか?
白い筋みたいなのは、おそらく神経系だろう。少し太くて長いのは腸かな?

ツヤアオカメムシ。こちらからは、赤いのが出てこなかった。
しかし、若干、無水エタノールが変色した。(分かりにくくてすいません。)おそらく、この変色は、植物色素のクロロフィル、カロテノイド、フィコビリン等であろう。

今回のサンプル。一番右の薄いやつは、ツヤアオカメムシの小楯板。

左は、クサギカメムシ。
右は、ツヤアオカメムシ。



おまけ
顧問の先生が採ってくれたシタベニハゴロモのオス
後翅に青があるのがオスの特徴。

お天気:晴れ
体感気温:涼しい




2023/09/27

2023年9月28日 カメムシ散歩秋休み特別スペシャル!前編 標本作業の様子教えます!

 うちの高校は、前期後期制で、今は、前期と後期の間。つまり、秋休みである。4日間だけ。その4日間のうちの2日間をカメムシ散歩秋休み特別スペシャル!として、投稿することにした。

それでは本編、スタート!

T公園。最初ここで、グンバイカスミカメをした。
見つからんかったけど。

結構な斜面。陸上のコースにオススメ。

ここでは、例のアイツがいた。
そう、ツヤアオカメムシ。
朝のご挨拶。

さて、今年は、今回と次回の二回くらいかな?来年は、春先に行かないと。

水中はこんな感じ。

そして、5分くらいたった時、、、
ん?そこなんか動くものが……ハネカクシ……いや違う……

ミズギワカメムシ!今回は早かった。
3回くらい来て思うのだが、少なく感じたのは、単に逃げられているからなのかも。

この後、特に採れなかったので、退散した。

ツツジグンバイの食痕。

いつもあなたの傍に、ツヤアオカメムシ。

イモムシさんや、寄生されてんのか?

ちなみに、こんなのもいたよ。
下3つ:ヒメクモヘリカメムシ
ササから発見。

孵化したトゲカメムシ。共生細菌摂取かな?

ミズギワカメムシ飼育。餌追加。

~標本作業風景~
前回の分は完成のようだ。
左が、セアカツノカメムシ。右がヒメハサミツノカメムシ

針の外し方(細かい所)は、ムービーで。

上から順に、付いてた植物名、種名、採集地のデータをラベリングする。これが大事。

ご清聴ありがとうございました😊
またね。明日もお楽しみに!
お天気:曇り
体感気温:涼しい


追記
カスミカメ・ハナカメのリストです。↓↓



ヒメクモヘリカメムシ飼育は、こんな感じ。
ドーム的な。

餌は、ササ類。これは、多分、ヒメダケかな?

2023/09/23

2023年9月24日カメムシ散歩ノンフィクションドキュメンタリーin赤穂市特別スペシャル!カメムシ愛好家の調査の様子を教えます!

 赤穂市特別企画始動!もう、こんなことしない可能性もあるので貴重。

今回は泣きの三回目。ミズギワそろそろ来てくれ~~!

今回も網は二つ。

いつもより底なしポイントが増えたので注意しながら探していく。

水中はこんな感じ。

イナズマヒメヨコバイ。下の写真は、中央にいる。

そして、「やはり、いないか……」と思い、あきらめかけていた
その時!




エゾミズギワカメムシ!!!!やったー!!!!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
疲労で精神的限界だったが、なんとか一匹採れた。ミズギワカメムシは最近では珍しいので、一匹でもかなりの収穫だ。

帰りはここを登る。そういやさっき、ここにマムシがいたような……まあ気のせいか……

ツチイナゴ。もうすっかり秋ですな

秋晴れの赤穂市。

つつじ公園~グンバイカスミカメはいかに?~
ツツジグンバイ

飼育・標本紹介
抹茶。家に着て3か月目

抹茶のご飯のときは、こっちに移す。

シェルターはこんな感じ。

ブータンアンタエウスオオクワガタ。生き残り。

オオゴキブリ。昆虫館の人気者。

オオゴキシェルター。もともと、カブトムシ飼育もしていた。

コブチヒメヘリカメムシ。

オオモンシロナガカメムシのモンクロちゃん。
何故か、人工水草に口吻を突き刺しとる……

オオモンシロナガカメムシ。

エゾアオカメムシとトゲカメムシ。

激レアのウデワユミアシサシガメ。

ミズギワカメムシの3匹コンボ

オオヒラタカメムシの幼虫。

ヒメツノカメムシ。♂やった

これまでの標本(一部)

オオチャイロカスミカメ

ツヤヒョウタンカメムシ。

ホオズキカメムシ

イチモンジカメムシ。赤帯

ルリクチブトカメムシ。

まとめ
シロヘリミズギワカメムシは、泳いでいる所を発見した。ミズギワカメムシ採集は、湿地の水たまりの水面をじっくり見ると見つかることもあるようだ。じつは、もう一匹、ミズギワカメムシが水たまりにいたのだが、撮影できなかった。ミズカメムシとの違いとしては、水面をジャンプしながら進んでいる所だ。
次は、これを教訓に探していく。

お天気:快晴
体感気温:やや暑い

注目!

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