2024/10/28

ボタンヅルワタムシ Colophina clematis

2024年10月28日、 ボタンヅルワタムシを後輩が発見し、その半分をもらいました。

 ボタンヅルワタムシには、兵隊アブラムシという、前脚が大きく発達したかっこいい形態が知られており、私自身はいつか見てみたいなと思ってます。

 そこですこし探してみました

標本

上は通常個体の標本です。

大量にいました













ボタンヅルです




 観察の際に撮影した写真です。

 兵隊は見つけることはできませんでした。なかなか難しいですね。

 一応、このアブラムシの採集地は場所は把握済みなので、また行ってみます。

 もし、見逃していて、発見したりしたら追記します

 文献

攻撃力のあるアブラムシ

分子レベルで見た兵隊アブラムシの行動と進化

多分、カエデコナジラミParabemisia aceris Takahashi, 1931

 イロハモミジにいたものです。

発見個体はすでに死亡済みでしたが、なんとか同定できたので、掲載します。

 カエデコナジラミでなかったら訂正します。

イロハモミジ 葉表にて

コナジラミ写真集には、「生きているときは淡黄色、 長さ1.4mm x 幅1.1mm、 楕円形で前方はわずかに狭まる。 葉っぱの表面と裏面の両方につく。」とありました。


コナジラミ写真集に標本写真があります

コナラのアブラムシ

  2024年10月28日、コナラについていたアブラムシです。

有翅になるであろう幼虫?

有翅成虫です。

マミーもありましたが、同じなのかはわかりません

幼虫 別視点

 虫ナビにあったクヌギトゲマダラアブラムシに似ていたのですが、自信がないので、種の同定は後にします。

分かり次第、追記します。

2024/10/27

アカスジキンカメムシ

  今年の8月上旬に採集したものを撮影し、編集しました。

 少し綺麗になったと思います。





コバネヒョウタンナガカメムシ

 2024年10月27日、湿地のガサガサ採集に行ってました。

先ほど公開したマダラアワフキともう一つナガカメが得られました。 おそらく、コバネヒョウタンナガカメムシだと思います。

背面
腹面

割といろんなところにいます

マダラアワフキ

 2024年10月27日、湿地に生えていた細い草をスイーピングして採集しました。よく似た種にミヤマアワフキがいるようですが、採集地は平地ですし、ミヤマアワフキ小楯板は中央が黒色でやや凹むのに対して、本種は、なんとなく白っぽいです。

黒バックのほうが見栄えがいい気がします

横からも採ってみました

私自身の採集ではたまに採れるくらいですが、普通種っぽいです。

2024/10/25

アサギマダラ

 2024年10月26日、モミジにつくアブラムシを探していると、見慣れない蝶がいたので採集しました。

 アサギマダラのようでした。

僕のよく行く市内の散策ルートでは初めて見た※マーキングはされてなかった


2024年10月26日

展翅しました。



2024/10/24

ヤノイスアブラムシ

 2024年10月24日、クヌギの葉の裏についていたものです。

形態的にヒラタアブラムシ亜科ムネアブラムシ族の何かっぽいです。

2024年10月24日

ヤノイスアブラムシの一次寄主はイスノキで、二次寄主がコナラ,ミズナラのようなので、もしかしたら、ヤノイスかもです。



変更があれば、追記等します

2024年10月24日21時16分

標本写真です。

シラカシのコナカゲロウの幼虫

 シラカシをビーティングした際に発見しました。

 なんとなくホルスタイン感があります。

 詳しい種類は分かりません。

個人的に好きです


肉食性です。

2024/10/21

クリヒゲマダラアブラムシ Tuberculatus kuricola

   栗の葉裏をめくった際に1匹の有翅成虫を発見しました。

 

特徴的な翅です

 虫ナビでは、「生息密度が高くなると翅が退化した有翅型(短翅型)が見られるが、胎生♀では無翅型はいない。秋には有性世代が出現し、♀は卵生の無翅型、♂は有翅型となる。♂は暗灰褐色、♀は胎生♀より大型で黒褐色をしている。」とありました。

 近くにコロニーがないかまた探してみます

注目!

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