2023/08/09

マルカメムシのはなし

左は、クズの新芽で見つけたマルカメムシの卵。今は、見えないが、実は、卵の下には、黒い粒があって、生まれたての赤ちゃんは、まずこの粒に口吻をさして、吸う。

なぜか?

その粒には、共生細菌が入っている。これは、母親が子に持たせる弁当みたいな感じだ。これがないと、マルカメムシは、必須アミノ酸を摂取できずに、死亡率が上がってしまうのだ。

 ほかのカメムシにもこういった光景がみられるので、調べてみると面白い。これ調べたら、自由研究になる。

   

        出典

カメムシの母が子に伝える共生細菌 共立出版

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

気に入った生き物について教えてください。
質問可です。
 こたえられる範囲でお答えします。夜とかはなかなか確認できません。

注目!

引越ししました

 いつも当ブログをご利用いただきありがとうございます。  さて、この度、ブログ「蟻牧屋」に完全移行という形にすることにしました。  つきましては、下記のURLまたは、Google検索にて蟻牧屋と検索していただければ、幸いです。  過去の記事は引き続きご覧いただけます。   蟻牧屋